自分で望まない妊娠を避けられるトリキュラー
昔は結婚するまで性行為はしないのが普通でしたが、現代はほとんどの男女が恋人期間中にセックスを済ませています。
妊娠を望んでいる場合には避妊の必要性はありませんが、仕事、収入、結婚など様々な状況を総合的に判断して今は産めないと思っているならば「避妊」は必ずしましょう。
なぜなら妊娠してしまった場合、「中絶」をしなくてはならなくなるからです。
「中絶」は女性の心身に多大な負担がかかります。
場合によってはその後の妊娠が望めなくなることもありうるのです。
ですから女性が自分の身を守るために「自分でできる避妊」をしましょう。
ドイツの大手製薬会社が製造販売している「トリキュラー」は、わが国で最も有名なピルです。
服用することで排卵しないように脳へはたらきかけてくれるだけでなく、子宮内膜を厚くしないようにすることで着床を防ぐ作用もあります。
それだけでなく精子が子宮頸管内を通りにくくするために、子宮頸管粘液の性質を変える作用もあります。
この3つの作用によって望まない妊娠を避けることができるのです。
コンドームは男性が主体となっておこなう避妊方法ですし、その効果は絶対とは言えません。
自分でバースコントロールができるようにすることで、自分の心身の健康を保つことができるでしょう。
また「トリキュラー」は避妊として用いられるだけでなく、生理不順や子宮内膜症の予防にも用いられることがあります。