トリキュラー錠28

トリキュラーは避妊効果の高い低用量ピルです

トリキュラーは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの働きによって、避妊効果を発揮する低用量の避妊ピルです。

 

 

正しく服用することで、ほぼ100%避妊できます。

 

 

トリキュラーが避妊効果を発揮するには、飲み方が重要です。

 

 

21日間を1周期として、その間1錠あたりのホルモン量が違う錠剤を段階をふんで服用することで、自然なホルモン分泌に近い状態でホルモンを補充します。

 

 

働きとしては、脳下垂体に低用量ピルに含まれている女性ホルモンが働きかけ、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体化ホルモン(LH)の分泌を抑え、排卵が起こらないようにするのです。

 

 

また子宮内膜は、通常受精卵が着床した後に厚くなって受精卵を守りますが、この子宮内膜を厚くしないことで受精卵の着床がしにくい状態にします。

 

 

さらに排卵の頃になると、子宮頚管粘液は粘度を低下させて精子を受け入れやすい状態にしますが、この子宮頚管粘液を変化させて精子が通りづらくする働きもします。

 

 

トリキュラーは、できる限りホルモン量を少なくしているので、他のピルに比べて副作用は少なくなっています。

 

 

副作用が起きやすいのは、主に飲み始めた頃です。

 

 

これは体内のホルモン環境が薬によって一時的に変化したために起こるもので、服用を続けるうちに軽減してゆきます。

 

 

副作用の少なさからも、安全で自然に近い避妊ピルと言えるでしょう。